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感染症

01総論院内感染防止策として最も重要:手洗い結核菌空気感染対応するときはN95マスク着用患者は陰圧個室へ隔離が必要マラリア原虫:ハマダラカを介して感染VRE:接触感染MRSA:接触感染抗菌薬が有効:百日咳、つつが虫病百日咳Bordetellapertussisによる治療:対症療法、マクロライド系薬であるエリスロマイシンが除菌および痙咳期の短縮に有用予防:百日咳ワクチンが有用日本脳炎日本脳炎ウイルスによるワクチンによる予防が重要伝染性紅斑:ヒトパルボウイルスB19による突発性発疹ヒトヘルペスウイルス6、7による予後良好な一過性の疾患治療は対症療法つつが虫病リケッチア感染症Orientiatsutsugamushiが原因山菜採りや、農作業でつつが虫に刺され発病する例が多いほぼ全例に刺し口を認め、黒褐色の痂皮で覆われているのが特徴テトラサイクリンが適応グラム染色:青色に染まるのがグラム陽性菌、赤色に染まるのがグラム陰性菌組合せマイコプラズマ----------PPLO培地結核菌----------小川培地肺炎球菌----------Gram染色非定型〈非結核性〉抗酸菌----------Ziehl-Neelsen染色真菌----------Grocott染色肺炎球菌:Gram陽性双球菌マクロファージや好中球などの食細胞:非特異的防御反応として、細菌、真菌、原虫、リケッチアなどを貪食ウイルス感染:リンパ球による特異的防御反応が関与針刺し事故直後の対応針刺し部(創部)は速やかに流水で洗い流す必要妊娠の有無を確認し、経胎盤感染の可能性を評価針刺し事故によるHIVの感染の危険は約0.3%と説明B型肝炎の1/、C型肝炎の1/10程度採血担当者のHIV抗体が陽性となるまでの期間を考慮して1か月後に行うジドブジン(AZT)単剤による曝露後予防内服でも感染リスクを80%以上低下させることが示されている。事故後できるだけ早く予防薬を服用するのが望ましい。咽頭扁桃炎:伝染性単核球症の主症状のひとつアデノウイルス感染症:咽頭後壁の濾胞が腫脹すると敷石状に観察される後鼻漏:副鼻腔炎で認めるイチゴ舌:川崎病、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症Koplik斑:麻疹の発熱後に認められる伝染性単核球症思春期~青年期に好発唾液を介してEBウイルスの初感染4~8週間の潜伏期発熱、咽頭扁桃炎、全身性リンパ節腫大、肝脾腫大異型リンパ球の出現を伴った末梢血液中のリンパ球数の絶対的増加を特徴軽度のものを含めるとほぼ全例で脾腫が認められる。伝染性単核球症EBウイルス感染後、約6~18か月は咽頭などから唾液中にEBウイルスが分泌されるキスや輸血、腎臓移植などによりEBウイルスが伝播されるそれゆえkissingdiseaseと呼ばれ、思春期~青年期に好発特異的な治療はなく、対症療法に尽きる血液浄化が適応:エンドトキシン血症有機リン中毒の治療:解毒薬としてPAMが、副交感神経抑制にアトロピンが用いられる血液の浄化法透析(血液透析、腹膜透析)、濾過(血液濾過、限外濾過)、血液濾過透析、血漿交換、吸着療法(LDL、自己抗体、エンドトキシン)などがある。空気感染:麻疹、結核、水痘A群連鎖球菌:接触感染、飛沫感染多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉:接触感染MRSA:接触感染空気感染病原微生物を含む飛沫の水分が蒸発し飛沫核となり長時間にわたり空中を浮遊して感染を起こすため、感染の危険領域は広範囲となる。空気感染を起こす病原体では院内感染にも注意を要する。天然痘:ヒトのみを宿主とし、エアロゾル、飛沫、接触によりヒト-ヒト感染炭疽:皮膚から、吸引して呼吸器から、そして飲食して胃腸からの3経路の感染があるペスト肺ペスト:ヒト-ヒト感染を起こし大部分を占める腺ペスト:病原体保有ノミを介して伝播野兎病感染動物(野兎など)に直接接触し皮膚から感染また野兎病菌を有するダニなどに刺されることで感染することもある伝染性単核球症〔概念〕思春期~青年期に好発EBウイルスの初感染による疾患発熱、全身性リンパ節腫脹、肝脾腫、発疹、咽頭扁桃炎などを主症状EBウイルス:唾液を介する感染により咽頭上皮からBリンパ球に感染し、反応して、Tリンパ球が異型リンパ球となる。〔臨床症状〕2~5週の潜伏期発熱、咽頭扁桃炎、全身性リンパ節腫脹が主要症状で、肝脾腫大、発疹などを認め検査所見:炎症反応に加え、肝機能障害や末梢血に異型リンパ球の出現を伴ったリンパ球増多を認めることが特徴Paul-Bunnel反応が陽性、EBウイルスに対する抗体価が上昇〔治療〕対症療法咽頭扁桃炎に対してペニシリン系抗菌薬を投与すると皮疹を誘発するので、注意必要院内感染のリスクが最も高い:中心静脈栄養カテーテル留置全身性リンパ節腫大:ウイルス感染を考えさせるウイルスの中で白苔を呈する:EBウイルス感染症咽頭痛?発熱:溶連菌感染喀痰Ziehl?Neelsen染色(喀痰塗抹検査):1時間程度で判別できる、抗酸菌でも陽性となるため、その後は菌種同定のためにPCR検査を行う。肺結核の画像所見?一次結核:下肺野の初期浸潤と片側性肺門部リンパ節腫大を認める。?二次結核(既感染結核の再発):上肺野(S1?2?6)に随伴陰影(娘病巣)を伴った浸潤影を呈し、空洞形成、石灰化、胸膜炎、胸膜肥厚?癒着、気胸、新旧病巣の混在などの多彩な所見を認める。?粟粒結核:全肺野散布性陰影の小粒状陰影?胸部CT:上肺野などの浸潤影に加えて空洞形成所見や娘病巣、石灰化、胸膜炎、肺門リンパ節腫大などが明らかになる。N95マスク:CDC(米国疾病対策センター)の「医療施設における結核感染防止のガイドライン」に適合したマスク空気感染:N95マスクや陰圧個室管理が必要空気感染する主な病原体:麻疹、結核菌、水痘MRSAは常在菌で院内感染が中心となる:予防には手洗いが最も有効サイトメガロウイルスヘルペス科の弱毒DNAウイルス多くは不顕性感染免疫不全患者の日和見感染が重要経胎盤感染もあるアミノグリコシド系抗菌薬(ストレプトマイシン):結核、非結核性抗酸菌症に使用肺炎球菌:ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系などのβラクタム系抗菌薬を使用A-DROPシステム:SpO2が90%以下、BUNが21mg/dL以上、収縮期血圧90mmHg以下なので入院治療を要する肺炎球菌の治療を終了する目安:解熱後2、3日①濃度依存性薬剤アミノグリコシド系、キノロン系などの薬剤。②時間依存性薬剤βラクタム系(ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系、モノバクタム系、ペネム系)、マクロライド系、グリコペプチド系などである。組合せ脾臓摘出後の成人----------肺炎球菌ワクチンの接種臨床実習前の医学生----------B型肝炎ワクチンの接種性暴行の被害女性----------淋菌、クラミジアの検査妊婦----------B群レンサ球菌のスクリーニング脾臓摘出後の成人健常人に比べ肺炎球菌、髄膜炎菌、インフルエンザ菌の感染リスクが高くなる肺炎球菌ワクチン接種が対象となる臨床実習前の医学生:血液汚染事故の危険性が高い、B型肝炎ワクチン接種が推奨B群レンサ球菌:産道感染するため、妊婦ではスクリーニングを行うGram染色:クリスタルバイオレット→ルゴール液→アルコール脱色→サフラニン液→水洗Gram陽性菌と陰性菌では構造が異なる主要な構成成分:ペプチドグリカンGram陽性菌の細胞壁:ペプチドグリカンなどからなる厚い壁Gram陰性菌の細胞壁:細胞質膜の外側にペプチドグリカンよりなる薄い層であり、さらにその外側にリポ多糖類(→内毒素endotoxin)よりなる外膜が存在し、その中にポーリン蛋白という穴をもった蛋白も存在する。人工培地で発育しない偏性細胞内寄生体であるリケッチアやクラミジアは宿主細胞内でしか培養できずらい菌Mycobacteriumlepraeと梅毒トレポネーマTreponemapallidumは培養に成功していないMycobacteriumleprae:らい菌である。ハンセン病を引き起こす。人工培地で発育しない。多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉広域β-ラクタム薬(カルバペネム系)、アミノ配糖体、フルオロキノロン(ニューキノロン系)の3系統の薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染症。コッホ現象結核既感染動物の皮膚に結核菌を接種した場合、未感染動物に同様に接種した場合に比べて、局所反応が速やかでかつ強度に出現することである。乳児にBCG接種後にコッホ現象が見られた場合:ツベルクリン反応検査を行い結核既感染かどうかみるべきである。人畜〈人獣〉共通感染症:狂犬病、ブルセラ病天然痘(痘瘡)ヒト-ヒト感染する人類史上最も致死率の高い感染症のひとつであるワクチンが開発され、WHOにて年に根絶宣言された狂犬病Rabiesウイルスによる人畜共通感染症ほとんどすべての肉食動物が自然宿主発症するとほぼ%が致死的予防接種による予防が可能ブルセラ病Brucella属の感染によってみられる人畜共通感染症ヤギ、ヒツジ、ブタ、ウシで認める我が国の家畜ではほぼ撲滅しているレジオネラ肺炎:温泉、循環式浴槽などの水系環境への曝露が感染の原因となる。冷蔵保存尿、便、喀痰、胸水細菌検査の検体で原則として室温保存:髄液髄膜炎の起炎菌のひとつである髄膜炎菌は低温に弱く死滅してしまう可能性があるため、室温保存インフルエンザ:飛沫感染急性細気管支炎:RSウイルスの飛沫感染伝染性単核球症:EBウイルスの唾液感染百日咳:百日咳菌の飛沫感染マダニが媒介:ライム病やQ熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)マラリア:アノフェレス属のハマダラカにより媒介ライム病らせん菌群(スピロヘータ)のBorreliaburgdorferiによる全身性感染症夏季に好発ネズミなどの小動物が保菌動物マダニをベクターとして、24~48時間以上吸血し続けることにより感染が成立リーシュマニア感染症中南米などに流行原虫による感染サシチョウバエが媒介ペストGram陰性桿菌であるペスト菌による感染げっ歯類を宿主ノミなどのベクターを介して感染腺?肺ペスト、敗血症などを生じる野兎病Gram陰性短桿菌のPasteurellamultocidaなどによる感染ネコ(%)、イヌ(75%)、ブタ、ウサギなどの口腔内?爪などに常在(人獣共通感染)飛沫や咬傷?掻傷で感染敗血症による多臓器機能障害の発生に関与:腫瘍壊死因子〈TNF〉、エンドトキシンエンドトキシン:Gram陰性菌(バクテロイデス、大腸菌など)の細胞外膜のリピドAハプトグロビン:肝臓で産生される血漿蛋白で、炎症時には炎症性サイトカインにより産生が増加する炎症反応性蛋白であるとともに、溶血時にはヘモグロビンと結合して減少する。クリオグロブリン:寒冷時に沈殿?ゲル化する蛋白で、単一蛋白(M蛋白)によるものや多クローン性のものなどがある。血液系悪性疾患や自己免疫疾患などに関与する。vWF:第Ⅷ凝固因子に含まれ、血小板粘着に関与する蛋白で、血管内皮細胞などで産生される。敗血症性ショック平均血圧を65mmHg以上に維持するために血管作動薬の使用が必要血清乳酸値が2mmol/Lを超えた状態高齢者にアミノグリコシド系抗菌薬を投与する場合、投与量を決定するのに最も重要な指標:eGFR若年者に比べて高齢者では加齢により腎機能が低下しているため、抗菌薬投与に際しては十分注意する必要がある。抗菌薬のほとんどが腎排泄型であり、腎障害のある患者への投与は減量や投与間隔の延長を考慮する。腎機能低下時に注意すべき代表的薬剤①アミノ配糖体系(アルベカシンやゲンタマイシンなど)②グリコペプチド系(バンコマイシンやテイコプラニンなど)HIV感染者の針を誤って刺してしまった場合曝露後予防内服(HIVに曝露後72時間以内に、抗HIV薬の内服を開始して、HIVに感染するリスクを低下させる予防策をpost?exposureprophylaxis;PEPという)を全く行わない場合の感染率は、針刺し事故の場合で0.3%である。曝露後予防内服を行うとほぼ感染リスクはなくなる。空気感染を起こす病原体:①結核、②麻疹、③水痘飛沫感染:咳、くしゃみ、会話などや、気管吸引のときに生じた飛沫によって感染が起こる。嫌気性菌ボツリヌス菌Clostridiumbotulinumウェルシュ菌C.perfringens破傷風菌C.tetaniクロストリジウム?ディフィシルC.difficileCampylobacterjejuni好気性菌、グラム陰性桿菌食中毒(カンピロバクター食中毒)の起因菌Clostridiumdifficile嫌気性菌偽膜性腸炎の起因菌偽膜性腸炎リンコマイシンやクリンダマイシン、ABPCなどの広域抗菌薬の使用により菌交代現象が生じC.difficileが増殖し、産生される外毒素により腸粘膜が障害されて、特に高齢者で腹痛、発熱、下痢などを呈するものである。Helicobacterpylori好気性菌グラム陰性らせん状菌胃?十二指腸潰瘍、胃癌の原因となる。Mycobacteriumtuberculosis(結核菌):好気性菌Mycobacteriumaeruginosa(緑膿菌)好気性菌、グラム陰性桿菌日和見感染症の起因菌ノロウイルス感染症ノロウイルスのワクチンは現在開発中(年2月)エタノールでは効果が不十分次亜塩素酸ナトリウム:消毒が有効感染拡大防止のため、マニュアルに沿った吐物の処理が重要抗ウイルス薬は存在しないカテーテル関連血流感染症の診断:血液培養、カテーテル先端培養を行い確認真菌の染色法Grocott染色PAS染色Masson染色:膠原線維を染色PAM染色:糸球体の基底膜を染色SudanⅢ染色:脂肪を染色狂犬病:イヌだけでなく、ネコ、アライグマ、コウモリなどによる咬傷でも発症蚊によって媒介される黄熱:ワクチンがあり、渡航前に接種することで予防効果が期待できるPAS染色:主に組織におけるグリコーゲンの証明のために使用Grocott染色:真菌の検出に優れているZiehl?Neelsen染色:結核菌などの抗酸菌の検出に用いるヒメネス〈Gimenes〉染色:リッケチアの染色法外毒素①黄色ブドウ球菌のエンテロトキシン、毒素性ショック症候群外毒素?1(TSST?1)②A群β溶血性連鎖球菌の溶血毒素、発熱毒素(発赤毒素)③腸管出血性大腸菌のベロ毒素④コレラのコレラ毒素⑤ボツリヌス菌のボツリヌス毒素黄色ブドウ球菌食中毒黄色ブドウ球菌の出す耐熱性の腸管毒(エンテロトキシン)により食後1?3時間で無熱性の嘔吐、下痢、腹痛を一過性に生じるもの。隔離や抗菌薬投与の必要はなく、輸液で対症的に治療する→予後良好食中毒またはその疑いと診断した場合、直ちに保健所に届け出る。予防としては調理時に使い捨て手袋を用いる。外毒素は耐熱性であるので、食前加熱は無効。微生物と生物学的分類の組合せクラミジア----------細胞内寄生菌マイコプラズマ----------細菌であるが、細胞壁をもたない結核菌やらい菌----------抗酸菌トキソプラズマ----------原虫ニューモシスチス----------真菌クリプトコッカス----------真菌EBウイルス感染:頸部(後頸部を含む)リンパ節腫大が特徴口蓋垂偏位:扁桃周囲膿瘍のキーワード扁桃周囲膿瘍:細菌感染が多いアデノウイルス感染:咽頭結膜炎を認める伝染性単核球症:肝脾腫や皮疹を認める風疹ワクチンの投与経路:皮下注射標準予防策〈standardprecautions〉診察時の手洗い:標準予防策の基本空気感染が疑われる患者との接触時:N95マスクを着用通常の救急患者受入時:サージカルマスクを使用汗以外の体液(唾液、鼻汁、喀痰、尿、便、腹水、胸水、涙、母乳など)、傷のある皮膚、粘膜などの湿性物質に感染があるとして扱う。唾液:感染があるとして扱うので、医療廃棄物として処理患者が嘔吐している場合:プラスチックエプロンを着用して診察次亜塩素酸消毒が必要:ノロウイルス?ロタウイルス(?酸性アルコール消毒剤も)とB型肝炎ウイルスウイルス性胃腸炎:次亜塩素酸ナトリウム、グルタールアルデヒドが有効標準予防策〈standardprecautions〉医療者の手指衛生を徹底する感染症の有無にかかわらず、すべての患者に適応感染症の治療が済んだら終了することはない感染経路別予防策患者を隔離特定の感染症への対策空気予防策、飛沫予防策、接触予防策抗HIV治療HIV感染者:6%がHBVに、20%がHCVに感染している。耐性ウイルスの発現を抑制するため:プロテアーゼ阻害薬?逆転写酵素阻害薬?インテグラーゼ阻害薬などを併用(ART)HBVとHIVの重複感染:HBVの治療としての核酸アナログは単剤で投与してはならないことや、抗HIV薬(特にプロテアーゼ阻害薬?非核酸系逆転写酵素阻害薬)は肝機能障害を生じやすいこと、免疫再構築症候群によるALT上昇は治療を継続すること、などに留意する必要アルコールによる手指衛生の効果が高い:インフルエンザウイルスアルコール:芽胞形成性のクロストリジウムや、ノロやロタウイルスなどのnon-envelopeウイルスには有効性が低いノロウイルスやロタウイルス:次亜塩素酸や酸性アルコールが有効抗結核の治療?結核菌は耐性菌が多いので、抗結核薬4剤併用(イソニアジドINH、リファンピシンRFP、エタンブトールEB、ピラジナミドPZA)で2か月+2剤併用で4か月?多剤耐性結核MDR-TB:デラマニド(QT延長に注意)偽膜性腸炎接触感染するので、接触感染予防策を講じる流水による手洗いの励行診察時のガウン?手袋着用可能であればトイレのある個室に収容することが望ましい●CDAD?偽膜性腸炎?下痢などの症状を呈し、直接糞便検査でClostridiumdifficile毒素ないし毒素産生性のC.difficileが陽性、または内視鏡的あるいは病理学的に偽膜性腸炎の所見を認めるもの?C.difficileは無症候性保菌者もいることに注意?診断:糞便中の「C.difficile抗原検査(GDH)もしくはPCR+毒素検査」、大腸内視鏡検査?治療:原因抗菌薬中止+補液+バンコマイシン?メトロニダゾール経口投与?予防:手袋?エプロン?手洗い?糞便処置など●針刺し事故の処置〔C型肝炎ウイルス〕?針刺し事故によるHCVキャリアからの感染の危険は約1.8%?患者がHCV-RNA陽性で、被事故者がHCV抗体陰性では感染の危険?流水で洗い、1?2週後にHCV-RNA検査、感染が確認されればインターフェロン〔B型肝炎ウイルス〕?針刺し事故による感染率:HBe抗原陽性の血液では37~62%、陰性では23~37%?針刺し事故でHBs抗原陽性の血液に曝露された場合には、まず流水で十分に洗浄し、針刺し事故を受けた側がHBs抗原?抗体ともに陰性の場合には、48時間以内に中和抗体のHBIG(抗HBsヒト免疫グロブリン)を投与して受動免疫を与え、さらに能動免疫形成のためにHBワクチンを投与する。HBIGは3か月くらいしか効果は持続しない。病原体と感染予防策の組合せHIV----------標準予防策〈standardprecautions〉ヒゼンダニ----------接触予防策〈contactprecautions〉麻疹ウイルス----------空気予防策〈airborneprecautions〉Clostridiumdifficile----------接触予防策〈contactprecautions〉インフルエンザウイルス----------飛沫予防策〈dropletprecautions〉疥癬:Sarcoptesscabieiというヒゼンダニ(疥癬虫)による皮膚感染SOFAスコア:ICUにおいて、呼吸?凝固?肝機能?心血管?中枢神経?腎機能の6項目敗血症:2点以上のSOFAスコアの上昇がある感染症qSOFAスコアの項目:血圧(収縮期血圧≦mmHg)と呼吸数(呼吸数≧22/分)発熱患者で菌血症の存在を最も示唆:悪寒戦慄02ウイルス感染症突発性発疹:ヒトヘルペスウイルス6,7型による伝染性単核球症:EBウイルスやサイトメガロウイルスによるヘルペス性歯肉口内炎:単純ヘルペスウイルスによるKaposi水痘様発疹症:アトピー性皮膚炎などの皮膚病変の上に単純ヘルぺスウイルスが感染して多数の小水疱が生じる●伝染性単核球症〔概 念〕?伝染性単核球症は思春期?青年期に好発するEBウイルスの初感染による疾患で、発熱、全身性リンパ節腫脹、肝脾腫、発疹、咽頭扁桃炎などを主症状とするものである。EBウイルスは唾液を介する感染により咽頭上皮からBリンパ球に感染し、それに反応して、Tリンパ球が異型リンパ球となる。〔臨床症状〕?2?5週の潜伏期ののち、発熱、咽頭扁桃炎、全身性リンパ節腫脹が主要症状で、肝脾腫大、発疹などを認め、検査所見では炎症反応に加え、肝機能障害や末梢血に異型リンパ球の出現を伴ったリンパ球増多を認めることが特徴的である。?Paul-Bunnel反応が陽性となり、EBウイルスに対する抗体価が上昇してくる。〔治 療〕?対症療法。?咽頭扁桃炎に対してペニシリン系抗菌薬を投与すると皮疹を誘発するので、避ける必要がある。アスピリンは、咽頭痛への対症療法として使用アンピシリン:皮疹を生じることが多いので★禁忌★プレドニゾロン:気道閉塞時などで使用エリスロマイシン:細菌性二次感染が起こった場合に使用アセトアミノフェン:発熱?咽頭痛への対症療法として使用RamsayHunt症候群:水痘?帯状疱疹ウイルスが原因アデノウイルス:咽頭結膜炎、流行性角結膜炎などの原因ウイルスサイトメガロウイルス:免疫抑制者に肺炎、網膜炎などを引き起こすコクサッキーウイルス:手足口病、ヘルパンギーナなどの原因ウイルスRamsay-Hunt症候群顔面神経の膝神経節に潜伏していた水痘?帯状疱疹ウイルスが再活性化顔面神経や内耳神経が障害される外耳道の有痛性水疱とともに、末梢性顔面神経麻痺による表情筋麻痺、味覚障害、難聴をきたす。川崎病:両側眼球結膜の充血や不定型発疹、手足の硬性浮腫などムンプス難聴?流行性耳下腺炎に伴う難聴で、不顕性感染時にも発症しうる。?急に発症し、一側性の難聴が多く、高度の感音難聴(→聾も多い)で、難治性で改善しにくいことが特徴。?一側性が多いので人工内耳の適応は少ない。?予防には生ワクチン接種が有用(→抗体陽転率%で維持率も高い)である。抗HIV療法逆転写酵素阻害薬(ヌクレオシド系〈NRTI〉、非ヌクレオシド系〈NNRTI〉)、プロテアーゼ阻害薬(PI)、インテグラーゼ阻害薬(INSTI)があり、これらを3~4剤併用する。後天性免疫不全症候群〈AIDS〉の治療薬:プロテアーゼ阻害薬好中球エラスターゼ阻害薬:全身性炎症性反応症候群(SIRS)で使用されるプロテアーゼ阻害薬(インジナビル、サキナビル、リトナビル、ネルファナビルなど):逆転写酵素の働きを阻害する代表的なHIV治療薬Th2サイトカイン阻害薬IL-4、IL-5の産生を抑制しIgE産生を抑制喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎で使用されるシクロオキシゲナーゼ阻害薬は、非ステロイド系抗炎症薬伝染性単核球症:EBウイルスはBリンパ球に感染し、CD8陽性のTリンパ球が異型リンパ球となる急性リンパ性白血病:白血病細胞の細胞表面マーカーにより分類(Bリンパ球由来のCD10、CD19など、T細胞由来のCD3)EBウイルスヘルペスウイルス科のDNAウイルスの1つ伝染性単核球症やBurkittリンパ腫、上咽頭癌などの原因オセルタミビル(タミフル?)によって増殖が抑制される:インフルエンザウイルス高病原性鳥インフルエンザ原因:インフルエンザウイルスWHO報告では全年齢での死亡率は56%と報告されている病鳥との密接な接触でヒトに感染治療:ノイラミニダーゼ阻害薬AIDS関連悪性リンパ腫:原発性脳リンパ腫や非Hodgkinリンパ腫が多いニューモシスチス肺炎:HIV感染者において最も重要な真菌感染症麻疹:融合性発疹、Koplik斑風疹:融合性の少ない発疹を体幹、四肢に認める水痘:全身倦怠感とともに体幹に水疱、膿疱、痂皮帯状疱疹:水痘の既往のある成人に、片側の肋間神経や顔面神経、三叉神経沿いに神経痛様疼痛、小水疱の集簇を認める伝染性単核球症:思春期以降になってEBウイルスの初感染を受けた場合に発熱やリンパ節腫脹、発疹、肝脾腫などを主徴とする症状、および末梢血液中で異型リンパ球の出現を伴ったリンパ球増加を認めるようになるものである。水痘ヘルペスウイルス群に属する水痘?帯状疱疹ウイルス(varicella?zostervirus)の感染水疱性熱性疾患直接もしくは飛沫感染2~3週の潜伏期のあとに発熱とともに発疹が出現し、その発疹が次第に水疱化熱は数日で軽快し、それとともに発疹の痂皮化を認める水痘?帯状疱疹ウイルスは比較的弱毒ウイルスでが、細胞性免疫不全を伴う







































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